どうも!!毎日感染対策のためアルコール消毒を欠かさない、初心者ブロガーの茶和です!!
最近では生活様式がガラリと変わり、どこへ行くにもアルコール消毒が欠かせなくなりました。
お店への入店時や外食、帰宅時など使う頻度がとても多く、細かいことは気にせず消毒液を使用している時が多いと思います。
そんな消毒液を毎日使用する中、アルコール消毒液について色々調べた結果、注意事項の他に正しい使用方法があることがわかりました!
今回はアルコール消毒液の正しい使い方について、調べたことをまとめ、解説していきます!
これを機に正しい消毒液の使い方を学んで、このコロナ禍を一緒に乗り切りましょう!
アルコール消毒液の殺菌効果についての解説はこちらから。

この記事を全部読み終わった時
・息子さんや娘さんにもしっかり教えることができる
・コロナ対策もバッチリ!
コロナを普段から心がけたいという方はこちらもどうぞ!

それでは解説していきます!
正しい手指の消毒・除菌方法について
結論から言うと、特別な方法はしていません!
手洗いうがいの詳しいやり方と同じように、手や指の消毒や除菌にもしっかりしたやり方があります。
アルコール消毒液の殺菌効果を解説した記事にも書きましたが、手指の新型コロナウイルスを除菌する方法の中に、「流水、もしくは石けんでの手洗い」があります。
実はこの方法を心がけることで、手や指に付着しているウイルスの数はかなり激減します!
流水による15秒の手洗いだけで1/100に、石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、その後また流水で15秒すすぐと1万分の1にまで減らすことができるため、新型コロナウイルスの感染対策としてはとても有効です。
また手洗いの後、更に消毒液を使用する必要はないと厚生労働省が報告しています。
そのため積極的に石けんと流水を使用した手洗いうがいをしていくことがオススメされています。
すぐに手洗いができない外出時などの場合に消毒液を使用していきましょう!
手指に使用する場合には、アルコール濃度70%以上90%以下のエタノールを使用するのがオススメと言われています。
また60%台のエタノールによる消毒でも一定の効果があります。
もしも70%以上のエタノールが入手できない場合は、60%台のエタノール消毒液を使用しても大丈夫です。
ただし、アルコールに過敏症がある方、肌が荒れてしまう場合はアルコール消毒液の使用を控えることをオススメします。
肌荒れや過敏症のある方は、主に石けんと流水での手洗いを心がけていきましょう。
アルコール(エタノール)消毒液の主な使用用途
次にアルコール消毒液が主にどこで使われているかを少しだけ解説していきます。
アルコール(エタノール)の消毒液は使用していい場所とそうでない場所があるので、そちらも一緒に説明していきます!
主なアルコール消毒液の使用用途は、手指などの皮膚の消毒、除菌、洗浄に使われています。
他にも医療器具、雑貨、テーブルや椅子などの家具、キッチンやトイレの便座、公共施設など、物の用途によって様々な種類の消毒液があります。
手指以外を消毒したい場合は、目的や用途に応じてパッケージの製品と成分表記、注意書きや説明欄をよく読んで選び、適切に製品を使用していきましょう。
ちなみにアルコール消毒は、短時間で効力だけではなく、軽い汚れであれば消毒液を付けるだけでも、ある程度の殺菌効果は期待できるので、持ち歩いていて損はしません。
ただし、手指の汚れを落とさないまま消毒液を使用するのはあまりオススメできません。
理由は、汚れがついている状態で消毒液を使用すると逆に殺菌効果があまり得られず、汚れを塗り広げてしまうからです。
もし手や指が汚れていたらまず先に手を洗い、タオルでしっかり水を拭いて乾燥させてからアルコール消毒を行うようにしましょう。
・買い物やスポーツ、外出時の前と後
・ごみを捨てに行った時、または触った時
・外出した時、買い物時や仕事時など手を洗う暇がない時
・友達と会った時などで、鼻をかんだ後と咳やくしゃみを手で押さえた時
こういった時にアルコール消毒液を使用した方が良いでしょう。
ちなみにノロウイルスや、その他のウイルスはアルコール消毒の効果が効きにくいので、その場合は十分にアルコール消毒液を付けた布などで2度拭きをした方がいいでしょう!
他にも、そのウイルス専用の消毒液もありますので、もし他のウイルス除菌にアルコール(エタノール)以外の消毒液を使用したい場合は、お近くの薬局へとお買い求めいただいた方がいいと思います!
アルコール消毒液の正しい使用方法
お待たせしました!
これからアルコール消毒液の正しい使用方法をご紹介していきます!!
冒頭でもお伝えした通り、特別な事は何もしていません!
しっかり、なおかつ入念に消毒するだけです!
やはり適当かつ粗雑な方法で消毒するより、適切な方法でアルコール消毒(除菌、洗浄)をすると効果が出てきます。
基本的にアルコール消毒液は「エタノール」という薬品がほとんどです。
なので今回、エタノール薬品の消毒液をベースに解説していきます!
重要点
・アルコール手指消毒液のポンプを下まで完全に押し切る
スーパーに入るとき、アルコール手指消毒液のポンプを少しだけ押して、消毒液を少しだけ手に付けて入っていく光景をよく見かけます。
かく言う自分も手荒れが酷いため、消毒液ポンプを完全に下まで押し切ることはほとんどしていませんでした。
アルコール消毒液の消毒効果を得るための1回分の使用量は決まっています。
製品によって異なりますが、通常はポンプを下まで完全に押し切った時の量が1回分の消毒液の量になってます。
微生物を消毒するには、微生物と消毒液が接触している時間が必要です。
ポンプを少ししか押さないと、消毒液の量が少なく、すぐに乾いてしまい、微生物と消毒液が接触している時間が短くなってしまうため、十分な消毒効果が得られません。
ポンプを下まで完全に押し切ると、消毒液が乾くまでの時間、約30秒以上微生物と消毒液が接触することになり、十分な消毒効果が得られます。
アルコール手指消毒液のポンプは下まで完全に押し切りましょう!
・アルコール消毒液は強く擦らず、塗り広げる
アルコール消毒液を手に取ってから、早く乾かそうとして強く手を擦ったり、すでに乾いているのに念入りに擦り続けていることはありませんか?
実はアルコール消毒液を強く手に擦りこんだ場合と、擦りこまずに自然乾燥した場合、乾燥するまで緩く全面に塗り広げた場合で、手指の菌の数は全然違います。
擦りこまずに自然乾燥した場合は88.7%、乾燥するまで緩く全面に塗り広げた場合は95.3%菌の数は減少しましたが、強く擦りこんだ場合は菌数が約175%も増える結果になりました。
市販の速乾性手指消毒液の使用手順にも「塗り広げる」と書いてあります。
他にも「乾燥後は擦らないようにしましょう。」と書いてある場合もありますが、理由は強く擦りすぎると手にいる菌が浮き上がり、逆に手指の菌の数が増えてしまうからです。
したがって、手指のアルコール消毒液は指先から手掌、手首まで塗り広げるようにして乾燥させ、強く擦らないようにしましょう。
・アルコール消毒液で部屋の中の物品を消毒する時、十分な量を使用し、すぐに拭き取らない
速乾性のアルコール消毒液を手指にする場合、通常はノズルの先端に手を持っていき、ポンプを押し切って手に取りますが、部屋の中でドアノブや電気のスイッチ、椅子や机、家具などの物品を消毒する時、アルコール消毒液を直接物品にかけた後に拭き取っている光景をよく見かけます。
ですが適当かつ粗雑な方法で消毒液を物品にかけると、変にムラができてしまったり、消毒に必要な量が対象物に付着せず、あまり効果が期待できません。
スプレーノズルのついているものは、対象物に対して20cmほど離してから消毒液をかけ、布などで塗り広げていきます。
かける量は最低でも消毒対象物上で20秒は乾かない量を目安にしましょう。
拭き布に浸す場合も、拭いてすぐに乾燥しない量(スプレーノズルを下まで押し切った場合と同じ量)を布に浸して塗り広げます。
消毒液を塗り広げる時は、同じところを往復させず、対象箇所全体が消毒液で濡れるよう、一方的に、またはジグザグに拭いていきましょう。
消毒液を大量に使用する場合には、吸入と引火に注意し、乾燥後は乾拭きはせず、換気をしながらなるべく小範囲に区切って使用しましょう。
手順
1.アルコール消毒液が入った容器から500円玉程の量の消毒液を手のひらに出す
手のひらの大きさによって出す量が変わってきますが、だいたい500円玉程の量をベースに、多くしたり少なくしたり使う人によって量を調節しましょう。
プッシュボトルの場合はしっかり一番下まで下げて、手首まで全部の消毒液が届くように出します。
だいたい15~30秒の間に乾かない量が適量と言われていますが、手のひらに取った後アルコール消毒液を擦りこむ時、どうしても乾いたり、手からこぼれてしまう時があります。
その場合は次からの手順を途中で、消毒液を少しずつ出して追加していきましょう!
2.爪の間も消毒できるように指先に消毒液を擦りこんだ後、手のひら全体を擦りこむ
ここは石けんでの手洗いで、爪の間まで洗う感じを同じです。
爪の間には菌が多数いるので、爪の間まで消毒液が浸透するように優しく擦りましょう。
その後、手を洗うように消毒液を手のひら全体になじませるように擦りこんでいきましょう。
”擦りこむ”といってもそこまで強くゴシゴシ擦るわけではなく、どちらかといえば「塗り広げていく」感じに近いです。
3.シワの間も意識しながら、指の間や親指、手の甲や手首にも擦りこむ
指の間も手を洗うように、親指はしっかり掴むように消毒液を擦りこんでいきます。
次に手の甲や手首にも塗り広げていきましょう。
このあたりも同じように手を洗う感覚で擦りこんでいきます。
ここまでで、恐らく消毒液が乾いてくると思うので、適度に消毒液を追加していきましょう。
調べていた際に、「シワの間を意識するのはやりすぎでは…」と自分自身思っていましたが、手のひらなどのシワの溝は洗っても汚れが残るときがあるので、「注意するくらい意識した方が丁度いいかもしれない」と改めて実感しました!
もし食品関係の工場や、医療現場などでの手洗いの場所にもよりますが、消毒する時は必ず手のひらだけでなく、腕やひじまで塗り広げて消毒液を使用していきましょう。
5.アルコール消毒液が乾燥するまで擦りこむ
もし完全に消毒液が乾燥するまで待てなかったり、時間がない場合は、清潔なハンドペーパーまたはハンドタオル、ティッシュやハンカチなどで残った消毒液を拭いても大丈夫です。
ここまで大体の時間の目安が15~30秒間になります。
あまりにゆっくりやりすぎてしまうと、その間に消毒液が乾いてしまうので、なるべく早めにササっとやりましょう!
重要点でもお伝えしましたが、アルコール消毒液は擦りこみすぎてもいけません。
優しく消毒液を塗り広げ、伸ばしていく感じです。
消毒液が全体に擦りこみ終わったら手をグーにして1分間ほど待ちましょう。
アルコール消毒液との接触でコロナウイルスが不活性化するのが1分間なのでその間は待ち、その後にまだ乾ききっていないところがあれば、先ほどもお伝えした通り、清潔なタオルやハンカチで拭きましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか!
自分なりにアルコール消毒液の正しい使用方法について調べ、まとめ、ご紹介させていただきました!
「アルコール消毒液の殺菌効果をわかりやすく解説!」のページでもご紹介しましたが、決められたアルコール濃度、正しい使用方法、用法容量、注意事項をよく読み、実践しないとあまり殺菌効果はありません。
消毒液は頻繁にやりすぎると、肌荒れやアレルギー反応などが出てきてしまうので、その場合は、かかりつけの医師と相談したうえでのご使用をオススメします。
アルコール消毒液は外出時、石けんでの手洗いや流水は室内時と使い分け、小まめに手洗いうがいを心がければ、ウイルスもしっかり殺菌ができます。
皆さんも手順と用法容量などを守って正しくアルコール消毒液を使用して、これからも一緒に感染対策をしていきましょう!
今回参考にさせていただきましたサイト様のリンクを最後に貼らせていただきます。
How to 感染対策「新型コロナウイルスの消毒・除菌を正しく行うために②」感染コンシェルジュ
(https://www.m-ipc.jp/column/241)
How to 感染対策「アルコール消毒やってるつもり!?」感染コンシェルジュ
(https://www.m-ipc.jp/column/235)
How to 感染対策「アルコール消毒やってはいけないあるある!?」感染コンシェルジュ
(https://www.m-ipc.jp/column/236)
5分でわかる!知っておきたい基礎知識「アルコール消毒液の正しい使い方は?」
(https://wpb.shueisha.co.jp/news/lifestyle/2020/07/28/111722/)